宮沢賢治の世界 銀河鉄道の夜 朗読とピアノとダンスによる作品

2012/6/30(土)


日本を代表する作家でもあり、詩人でもあり、総合芸術運動家でもある宮沢賢治の、美しくも力強い世界をダンスと朗読とピアノにより表現する舞台芸術です。
ピアノという抽象と朗読という具象、そしてその中間に位置するダンスにより、具体的かつ抽象的に賢治の世界を表現する、二部構成の舞台作品。を作る過程を公開しちゃおうという企画です。

今回は銀河鉄道の夜を題材とした作品となっています。
料金も投げ入れ制と、リーズナブル。


メンバー
中村真 (ピアニスト)
笠井晴子(ダンサー)
小泉やよい(朗読、シンガー)
緒方敏明(美術)

演目

1)銀河鉄道の夜 朗読とピアノとダンスによる作品


宮沢賢治作品を一貫して一つの色彩が支配しているとしたらそれは「アオ」ではなかろうかと思う。
それも、青の絵の具のように、そのもの自体が青色なのではなく、そのもの自体は無色透明で、しかし光の加減によりあおに見えるような、アオ。
例えて云うならば、海の水は青い。だが、手に取ってすくってみたらそれは無色である、というようなアオ。
月明かりが照らし出す夜空のあお。想像上のアオ。悲しみのアオ。
宮沢賢治は孤独だ。だが、彼は未来に対して希望を捨てたことはなかった。
「ほんとうのさいわい」を希求してやまなかった。

6/30(土)19:00開演 投げ入れ制


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