7/29(日)宮沢賢治の世界 ~ひとひみつ~
序 銀河鉄道の夜からの抜粋 ピアノとダンス的な表現
壱 双子の星と星めぐりの歌を題材としたダンス的な表現
弐 よだかの星を題材としたピアノと朗読とダンスによる音楽的な表現
参 やまなしを題材とした朗読とピアノとダンスによる朗読的表現
宮沢賢治作品に流れている色彩があるとしたらそれは「アオ」ではないだろうか。
それは、青い絵の具のように、そのもの自体が青色なのではなく、無色透明、しかし光の加減によりあおに見えるような、アオ。
例えて云うならば、海は青い。
だが、海を手に取ってすくってみた 指の間からこぼれ落ちるのは無色透明、というようなアオ。
月明かりが浮く夜空のあお。想いのアオ。悲しみのあお。
宮沢賢治は孤独だった。だが、彼は未来に対して希望を捨てたことはなかった。
「ほんとうのさいわい」を希求してやまなかった。
僕たちは、宮沢賢治という偉人と対峙するのではなく、賢治という友を得て、一つの舞台を模索する旅に出ました。
彼が到達出来なかった「ほんとうのさいわい」を見つける旅。
僕たちは、ダンスでも朗読でも音楽でもない所に到達したい。
言葉は踊りだし、踊りの気配に耳を澄ませ、音の映像を見せる。
そんな舞台が作りたい。
中村真 (プロデュース、ピアノ、作曲、演出、構成)
笠井晴子(ダンス、振り付け)
小泉やよい(朗読、歌)
緒方敏明(舞台美術、演出補佐)
16:00開演 投げ入れ制
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