百葉千葉vol.12 11/2・3・4 レポート
■コンセプト
~豊かな彩の秋、多彩でユニークなステージ、パフォーマー・リスナーの相互交流、未だ知らない表現との出会いを銀座Space潦Niwatazumiから~
どの日も、近くで活動していても、少しシーンが違うことで交流が生まれていないアーティスト、リスナーをあえて、同じ日にブッキングする試みをして、楽しみだけではなく、違いや、疑問、などが生まれやすくなるコンセプトとしました。その“はじめまして”が楽しい出会いとなるように、ティーサービスやウェルカムお菓子のサービスなど、アットホームな会場の雰囲気作りを心がけました。
聴いたことの無い音楽でしたが、面白かった。良くわからなかった。いつもと違った人たちにむけてのアプローチができてよい機会でした。インスタレーションという考え方をはじめて知りました。などなど、謎や疑問、発見、賛否両論がありました。
一つ一つの小さな出会い、お客様の感想から、アーティストさん達の交流の様子から伺え、にはたづみの空間ならではのイベントになったのではないかと思います。
にはたづみの皆さんに心から感謝をこめて!
今後の企画も楽しみにしております。 (文:大寺航)
■インフォメーション
チラシとSNS、特設HPでの情報宣伝を出演の皆さん、にはたづみの皆さん、サポーターさんによって行いました。集客状況としては、1日あたり平均15人~20名でした。
■内容
<11月2日(金)『抽象と音』open19:00
close22:00>
・モモチョッキリ×航:絵に音ワークショップ
オープニングを飾るライブペイントをモモチョッキリさんを前面に、制限の少ないワークショップ、として行いました。壁全面のイラストは大変エネルギーに溢れ、イベントを彩っていました。
・小窓ノ王(航pf,vo 植村昌弘ds)
・Morry Burns(mono-synth,cymbals)+森重靖宗(cello)+Marina Yanagisawa(Howlin)
<11月3日(土)『声と音』open15:00
close22:00>
・こころば(中村まさひろvo,ag 有坂亜記vo)
・なお(vo,g)
・徳久ウィリアム:ノイズ合唱団ワークショップ
「ノイズ合唱団」は、徳久ウィリアムが主宰し、2004年から2006年ごろまで活動していた、ノーエフェクトの声でノイズ音楽をやる、というコンセプトのグループです。今年から再始動しました。今回のワークショップでは、「安全にエクストリームな声を出す」をテーマに、発声の基礎から行い、私が世界中の伝統的な歌唱から、もしくは自分で創り上げたテクニックにチャレンジします。
・ノイズ合唱団の再始動ライブ第1弾!! :徳久ウィリアム
・山川冬樹
<11月4日(日)『構築と即興』open14:30
close22:00>
・amamori (vo,pf)
・スズキミカコ(vo)×本郷修史(pf)
・臼井康浩:インプロ思考法ワークショップ
元々自分の中に既にある個性を基盤として、個性が自然と好む方向にエネルギーを集中させれば、自ずとその人らしい音がでるという事を前提としているのがインプロ思考法。演奏の形態、表現方法、技術力は、全て自分という土台の上に築きあげることがとても重要であると考えております。その人の個性を最大限に引き出し、エネルギーレベルの高い音へと変容していく為の考え方をワークショップ形式で実践を交えて分かり易くお伝えします。技術は長い時間をかけて自分で習得しなければなりませんが、捉え方の変容は一瞬でできますね。自信をもって即興演奏に集中できる考え方を体験していただければと思います。経験の有無は問いません。お気軽に。
・日比谷カタン(vo,g)
・臼井康浩(g) 徳久ウィリアム(voice) 松本健一(t.sax) Trio
<作品展示>
・モモチョッキリ(イラストレーター)
・ロケットバナナ(クラフト作家)
■収支
ソフトドリンクバイキング\300
アルコールドリンク\500
で提供いたしました。会場費の経費をドリンクの利益で補填いたしました。
チラシ経費に関しては、主宰側からのイベント制作費としました。
チャージは全て出演者、展示者にバック致しました。
主宰:大寺航
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