中村真&大木和音 Special Live!!

3月21日(金) 19:00~   ― バロックからジャズへ ―   

中村真(Piano)
1972114日大阪府吹田市生まれ。
邦楽家の父の影響で幼少の頃より音楽に親しみ、4歳からピアノを始める。
高校時代にオスカー・ピーターソンに感銘を受け、ジャズに傾倒。大阪音楽大学時代には、自己のトリオを結成する傍ら音大のビッグバンドDJOにも参加。
大学中退後プロとなり、2000年に自転車に乗り上京。以後、綾戸智絵や川嶋哲郎のグループ、Ya!3(安カ川大樹トリオ)、石崎忍グループ等に参加。
また2005年秋、大野俊三ツアーにも参加。
また、綾戸智絵の自主制作アルバムの「But Beautiful」や、川嶋哲郎のアルバム「Cresta」、eweのコンピレーションアルバムの「TOKYO RAMA」、石崎忍の「Timeless Affair」、Ya!3Loco」、TOKUの「30」等のアルバムにも参加。また韓国のトップジャズサックス奏者であるチョン・ソンジョとはアルバムを2枚制作。日本でも発売される。  20085月、自身がリーダーを務める中村真ピアノトリオによる作品「エーデルワイス」を発表。エーデルワイス、テンダリー、A列車で行こう、などのスタンダードに加え、ファンにはすでにおなじみの中村のオリジナル作品を含む、トリオの叙情的な演奏を詰め込んだ一枚となっている。岩手県北上市にあるさくらホールで収録されたこの作品は、創業からわずか30年あまりで世界の5大ピアノメーカー入りしたというピアノ界の革命児、ファツィオリ(調律:狩野真)を使用しており、この音色についても注目を集めている。

 ジャズという言葉だけでは表現しきれない彼のそのピアノスタイルはとても個性的で、今日本で最も注目されているピアニストである。


大木和音(Cembalo)
 東京藝術大学チェンバロ科、同大学大学院修了。チェンバロを山田貢、鈴木雅明、シーベ・ヘンストラの各氏に師事。「群馬県新進芸術家・海外派遣員」としてユトレヒト音楽院に留学、ソリスト・ディプロマを得て卒業。「安宅賞」受賞。第9回古楽コンクール第3位、第38回ブルージュ国際古楽コンクール、ディプロマ賞受賞。2008年、セシル・レコードよりバッハ・アルバム「イタリア協奏曲」をリリース、レコード芸術誌をはじめ、多数の音楽誌において高い評価を得る。2009年、世界天文年にちなんで制作された高崎市少年科学館プラネタリウム番組「宇宙の音色(そらのねいろ)」では、音楽とナレーションを担当。バッハ、リゲティをはじめ、この番組のテーマ曲・中島ノブユキの「星々の瞬き」で、チェンバロとプリペアード・ピアノの二重奏という世界初のコラボレーションを披露し、観客を魅了した。2010年、イタリア人ピアニスト、アンドレア・パドヴァ氏とのジョイント・コンサート「Praise be to Bach」において、チェンバロの魅力を存分に伝えた。2011年、「オール・ラモー・プログラム」という画期的なリサイタルで、聴衆に深い感銘を与えた。20135月、イーストワークスエンタテインメント(ewe)よりラモー・アルバム「ため息の風景」をリリース。レコード芸術誌、CDジャーナル誌、タワーレコード・マガジン「intoxicate」等の音楽誌において、「ゴージャスな音響世界で聴く、まさしく新しいラモー!!」と絶賛される。現代に生きるチェンバリストとして、バロック作品のみならず、ジャンルを超えた様々な試みで、着実にファンを広げている。


            
               ■入場料:3000円 
               ■お問い合わせ:アルト・ノイ・アーティストサービス Tel 04-2965-1943

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